玉川大学芸術学部 芸術教育学科 Tamagawa university College of arts Department of arts education

教員紹介

担当授業

  • 声楽基礎 
  • 声楽Ⅰ.Ⅱ
  • 合唱

辻 裕久

Tsuji Hirohisa

人が、人らしくあるために、心豊かな人生を送るために、人類は長い歴史を通して、芸術を大切に育んできました。今や芸術は、創る人の数だけ、受けとめる人の数だけある、と言ってもよいほどに多様化しています。 私達は、芸術が私達を慰め、思考させ、表現させることを知っています。人間形成の重要な基盤を作る教育の中で、芸術がその役割を果たし、生徒ひとりひとりの心に大切な宝物となる種を撒くためには、教えるための知識、技術、経験はもちろんですが、まず何よりも、教える立場に立つあなたたち自身が、芸術に心の底から動かされ、魂を揺さぶられた経験を、たくさんして欲しいと思います。 我々芸術教育学科のスタッフは、それぞれの専門性を生かし、学生の皆さんに、芸術を多角的かつ具体的、専門的に学んでもらえるよう、日夜研究を重ねています。芸術を、教育と言う観点から学ぶこと、教育を、芸術という広い視野を通して学ぶことは、きっと皆さんの世界を大きく広げてくれることでしょう。教育の玉川としての歴史、豊かな自然に囲まれたこの環境が、皆さんにとって最高の学びの地となるよう、心より願っています。

専門・研究分野

私は主に英語による声楽作品の研究を進めてきました。英語の歌というと皆さんには、ディズニーを始めとしたアメリカの映画音楽、或いはハード・ロックやラップなどが思い浮かぶのかもしれません。私もそうした音楽に興味はありますが、一般的にクラッシック音楽と呼ばれるジャンルの中に、私の研究対象であるところの英語の歌は存在します。特にイギリス世俗歌曲の歴史は、その後ヨーロッパ各地で発展した芸術歌曲に大きな影響を与えています。私はそうしたイギリスの、特にバロック期から現代に至る様々なスタイルの声楽作品を中心に演奏活動や指導、研究を行っています。また、バロック期のイタリア・オペラ、バッハやヘンデルなどを中心とした宗教作品、ドイツやイタリアのロマン派以降の歌曲にも取り組んできました。同時に、母語である日本語の歌にも継続的に取り組んでおり、作曲家である妻、なかにしあかねの新作も多数初演しています。

略歴

1987
東京芸術大学音楽学部声楽科卒業
1992年
東京芸術大学大学院音楽研究科声楽専攻修了
1995年
英国王立音楽院 大学院終了 
1998年〜2000年
埼玉大学教育学部非常勤講師
2000年~
滋賀大学教育学部 専任講師
2002年~
同 助教授(2007年准教授に職名変更)
2009年~2011年
同 教授
2011年~
玉川大学芸術学部 教授

仕事・活動

1994年
フランシスク・ヴィニャス国際声楽コンクール第3位
並びにオラトリオ・リート歌手特別賞受賞(スペイン)
1994年
グレートエルム声楽賞受賞(イギリス)
2001年
CD ベンジャミン・ブリテン歌曲集(レコード芸術誌準特選盤)
2005年
CD ベンジャミン・ブリテン歌曲集Ⅱ(レコード芸術誌特選盤)
2008年
CD ヴォーン・ウィリアムス歌曲集(レコード芸術誌特選盤、朝日新聞推薦盤、毎日新聞推薦盤、音楽現代推薦盤)
2012年
CD Home, Sweet Home 英国叙情歌曲集(レコード芸術誌準特選盤)

関連サイト

サウンド・インターナショナル・ジャパン
http://www.soundinternationaljapan.com/
ヘンデル・フェスティバル・ジャパン
http://handel-f-j.org/