「111封筒の家」in玉川大学
ビジュアル・アーツ学科の授業「博物館教育論」にて、講義をもとに小演習として、ワークショップ『「111封筒の家」in玉川大学』を開催しました。
「博物館教育論」では、資料をもとに「資料(作品)と人をつなげる」「人と人をつなげる」といった「つなげる」をキーワードに授業を展開し、小演習では、実際にどのような活動ができるか自分たちで考え行動する、ということを目標に学生たち自ら企画し、今回のワークショップ『「111封筒の家」in玉川大学』を展開する運びとなりました。
本企画は2011年以降、東北復興支援として活動をつづけている「封筒の家 プロジェクト」の立案者である版画家ツツミエミコ氏の許可を得て開催しました。ワークショップを最初からたちあげるではなく、既存するものを利用する試みです。
「封筒の家 プロジェクト」は毎回異なる場所、テーマで開催されます。今回学生たちは「玉川大学で行う」ことを前提に、何をどのように行うかを考えました。
会期中には中間報告会として外部の方を招き、公開トークイベントも開催いたしました。
トークでは、今回のワークショップ実施において様々な任務を担当した学生たちから、各部署の仕事についての反省から生まれた質問が沢山飛び交い、実りある企画となりました。
〔企画概要〕
「111封筒の家」in玉川大学
「封筒で作る小さな家をみんなで作って交換しよう!」
○会期
2015年1月7日(水)〜17日(土)9:00-19:00
○会場
玉川大学3号館アトリエスペース(102展示室)
○主催
博物館教育論受講者
○協力
封筒の家
〔1月13日(火)トークイベント概要〕
時間:16:00-17:00(公開授業:トークイベント)、17:00-18:00(交流会)
場所:大学3号館102教室
ゲスト:
ツツミエミコ氏(版画家&封筒の家プロジェクト発案者)
白木栄世氏(森美術館学芸グループパブリックアートプログラム担当)
おおくにあきこ氏(ライター&NPO法人ウォールアートプロジェクト理事長)